ごあいさつ
víz PRiZMAにこめた想い
「とかく暗くなりがちな人生終盤に、明るい光をあて、彩を添えたい」と思いました。
だれもが最後に必ず行きつく旅立ち。年齢に関わらず、旅立ちを穏やかに意識して
覚悟をもつことが、限りある時間をより良く生きる秘訣だと考えました。
「伝統を大切にしながら、いまのライフスタイルに合った新しい “祈り”のかたちを見つけたい」と思いました。
気づけば、お墓を片付けてしまう「墓じまい」が増加。
田舎の先祖代々の墓にはめったに行けず、少子化で墓守もいない。
でも、大切な人をいつまでも想いたいという気持ちは変わりません。
víz PRiZMAでは、インターネット上に祈りの場を置くことで、時間と場所を超越。様々な課題を解きながら、
いまのライフスタイルに寄り添う“祈り”のかたちを提案しています。
「大切な人が生きた証を、自身が生きた証を、ずっと先の未来へ伝えたい」と思いました。
víz PRiZMAでは、生きた証をデジタルデータで遺し、ブロックチェーンで守って未来へ届けます。
数百年後、遠い未来の子孫が、あなたの存在を感じ、想いを知り、勇気づけられる日が来るかも知れません。
こうして、人は旅立ってなお、この世界を進化させる力となり続けるのです。
想いを込めて作品を創り、それを心の糧に、自身の限りある時間を精一杯生きる。
親しかった人々が、遺された作品を囲み、心の糧にする。
時を経て、遠い未来へ作品が届けられ、だれかの力になる。
víz PRiZMAの世界観を、どうぞお楽しみください。
víz PRiZMA株式会社 代表取締役 柿田京子
私たちについて
víz PRiZMAは、藝術ベンチャーeach toneの1st プロジェクトとして、2021年に生まれた、伝統的な祈りの文化を、最先端のテクノロジーを用いて現代のライフスタイルに取り込んだ、不易流行の「祈りのかたち」です。2022年に株式会社として本格始動しました。
each toneは、東京藝術大学DOORプロジェクト*で学んだ創業メンバーによるスタートアップです。「藝術の力を社会へ」を理念に、「すべてのいのちと 幸せを」を目指し、アーティストが作品を創るときに用いる発想や考え方で、社会課題に寄り添う事業を手がけています。
*DOORプロジェクト(Diversity on the Arts Project)
東京藝術大学が、日比野克彦先生のもと、「アート×福祉」をテーマに「多様な人々が共生できる社会」を支える人材を育成するプロジェクト。社会人と藝大生が一緒に学び、これまでに約300名の修了生を輩出しています。